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塾より家庭教師が向いている人の特徴5選

子どもをなんとなく塾に通わせなければ、と思っている親御さんは多いと思います。でも、あなたのお子さん、本当に塾で大丈夫ですか?

実は、塾に通うより家庭教師を頼んだ方が断然成績が伸びるお子さんがいます。そもそも、塾と家庭教師では提供するサービスが全く違うことをご存知でしょうか。今まで塾しか候補に無かった方にとって、この事実は意外な盲点かもしれません。

私のイメージでは、塾が向いている子と家庭教師が向いている子の割合はだいたい半々だと思っています。

では、実際に家庭教師の方が向いているのはどんなお子さんでしょうか。

家庭教師が向いている人の特徴

1.じっくり考えるのが得意なタイプ

自分のペースで考えるのが得意な人にとって、学校や塾の授業は苦痛に満ちたものになりがちです。

「学校や塾の授業はいつもペースが速すぎてついていけない…。公式の意味や使い方がわからないままどんどん進んでいくし、黒板はすぐ消されるから板書するだけで精一杯。結局何もわからないまま授業が終わっていく…」

複数人の生徒を相手にする学校や塾では、先生や講師の決めたペースで授業が進みます。特に塾では、学校でわからなかったところを解説して欲しいのに、結局ペースが早くてわからないまま、ということも少なくありません。

このような場合、家庭教師がおすすめです。家庭教師の最大の利点は、自分の進みやペースに合わせた授業が受けられることです。授業は基本1対1なので、分からないところはゆっくりと解説してくれますし、逆に完璧な部分は飛ばして進めてもいいわけです。これはどんなに優秀な塾の講師であっても提供できないサービスです。

2.人の目が気になることが多い

「質問したいことがあるんだけど、今みんなの前で質問したら『何を今さら』ってバカにされるかも…。」

これもまた学校や塾で多い悩みの一つです。いつでも質問していいと言われても、実際にはなかなか質問できない人が多いのではないでしょうか。最近では、先生も学校のカリキュラムをこなすのに必死なので、質問に答える時間などほとんど設定されていない場合がほとんどです。

質問の際にまわりを気にしなくていいというのも家庭教師の利点の一つです。先生側も、どこでつまづいているか知りたいのですから、ぜひ質問してもらたいわけです。ですから、家庭教師の授業では基本的にいつでも質問できる雰囲気が流れています。こういった環境での勉強は慣れるととても快適ですので、ぜひ一度体験してみることをお勧めします。

3.まわりに人がいると集中できない

これも実は結構多いのですが、まわりにたくさん人がいると途端に集中できなくなる人がいます。学校や塾の授業中では、授業の他にもいろいろな情報が入ってきます。隣の席の人のペンの音、前の人の動きや手ぐせ、教室の雰囲気や匂いなどなど…。一度集中が削がれるともうダメで、勉強どころではない、という人は意外と多いです。

そういう人にとっては図書館や自習室も同様で、毎回違う人が隣に座るので、その人の目が気になって結局集中できないのではないでしょうか。

自分の部屋や自宅のリビングなど、落ち着いた環境でじっくり勉強を教えてほしいという方には圧倒的に家庭教師がおすすめです。

「どうせ試験でも隣の人がいるんだから、普段から鍛えておいたほうがいい」という意見がありますが、反論には当たりません。どういった状況で集中できるかはその人の特性としてほとんど決まってしまっている訳ですから、集中できない環境で努力することほど無駄な行為はありません。

大事なことは、自分の得意な状況で努力する時間をいかに増やすか、です。試しに、自習するときに気が散るなと思う場合は、その原因となるものを見つけて改善してみましょう。

4.人の好き嫌いがはっきりしている

人の好き嫌いがはっきりしている人にとって、家庭教師はオススメです。

特に、家庭教師でお気に入りの先生を一度見つけてしまえば、その後先生との対応にいちいちハラハラする必要もありません。苦手なクラスメイトにいちいち点数を聞かれたり、茶化されたりする心配も無用です。

こういった勉強以外でのエネルギーのコストをいかに抑えるかが、勉強集中への大事な鍵になります。

5.進路相談は信頼できる人に相談したい

塾はどうしても合格実績をあげなくてはなりませんから、結局進学校や難関大学などを勧めがちです。

しかし、子どもはそんなに型にはめられてうまくいく子ばかりではありません。学歴を競う流れに違和感を感じる子にとって、本当に必要なことは、その子が本当に納得できる進路を提供してもらうことではないでしょうか。

家庭教師では、1対1でその子の特性と向き合うので、その子にあった進路を進めてくれる場合が多いです。進路相談を積極的に受け付けているところもあるので、そういった場合は、進路についてどんどん質問しましょう。

進路について方針が決まると、人間やる気も出てきます。そうすれば勉強の効率はさらに上がるので、勉強に対する良い流れが生まれてくることが多いです。

家庭教師は気軽で身近な存在

実際に生徒さんを教えていると、学校の先生生徒とはまた違う、独特な信頼関係が築かれていくのを感じます。これが面白いので、私自身はこの仕事を続けています。

昨今の家庭環境で、子どもが家族以外の大人と会話する機会が極端に減っている中、家庭教師とのコミュニケーションは案外面白い効果をもたらしているのではと思っています。

塾に通わせているけど成績がなかなか上がらない、どうも勉強にうまく集中できない、などお悩みの方は、これを機に家庭教師も選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

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